災害対策フロー Flow and Scene

事象体験型アプローチによって具体的なイメージができるようになると、指揮・情報管理機能や実働機能、支援機能のそれぞれの事前に備えておくべき対策が導き出され、危機対応能力が向上します。

災害発生時の時間経過による組織行動

災害対策フローチャート 災害対策フローチャート

各機能における行動のポイント

  • 指揮・情報管理機能

    意思決定および意思決定者(対策本部長など)の判断のための情報収集と整理、車内への決定事項の周知を行います。

    POINT

    ① 有事の混乱下における迅速な情報集約体制の構築
    ② 情報収集の目的を意識し、集める情報や意思決定の優先的順位づけ
    ③ 目の前にある情報の背景を読み取った、迅速かつ適切な意思決定

  • 支援機能

    社内および社外からの帰宅困難者に関して、滞留環境の整備、滞留者の支援と管理、備蓄品の配布管理を行い、帰宅者の支援および情報の管理を行います。

    POINT

    ① 滞留者を迅速に整然と管理できる体制、拠点の整備を行う
    ② 滞留環境の維持と管理、備蓄品の配布管理を行う要員を確保
    ③ 正確かつ網羅的な帰宅者の管理

  • 実働機能

    設備被害の有無を迅速に調査して被害拡大防止の処置を行い、危険箇所への立ち入り禁止処置を行います。(ファシリティ対応)

    POINT

    ① 作業者の安全確保および優先度に応じた迅速な設備被害の把握と処置
    ② 発見されたトラブルに対しての優先度に応じた迅速な処置
    ③ 社内および社外への通報と周知の実施

    負傷者を安全な場所へ迅速に移動させて救護し、近隣の医療機関などへ搬送します。(搬送対応)

    POINT

    ① 負傷者の処置を迅速に行える体制を作り、拠点を整える
    ② 重傷者を自力で搬送する体制・拠点を整える
    ③ 優先順位をつけて迅速に対応し、搬送チームの安全確保と連絡手段を確保する